大分市の中央町にある「おおいたミッドタウン」。
Town[町]は単にスペースを表す言葉ではなく、そこでさまざまな生業の人々が共同で地域生活を営む集合体を意味します。Mid-town[中央町]という呼び方には、地域の中心・時代 の中心にいて、自分たちが新しい価値を創造して地域と時代を牽引していくという思いが込められています。「O」と「M」で形成されたシンボルマークは時代を見つめ新しい世界にチャレンジする意欲と思考をもって行動していく人間の姿を表現しています。

＜大分県立芸術文化短期大学名誉教授・根之木英二先生にご考案頂きました。＞

　起業支援とインバウンド誘致を目的とした「おおいたミッドタウン」が2020年10月から大分市中央町を拠点に本格始動しました。私自身36歳で大分市においてケーブルテレビの設立準備を始め、39歳で大分ケーブルテレビ放送株式会社を設立創業、代表取締役に就任し多くの困難な状況を経験しました。その経験が起業や独立を目指す人たちにとって何らかのお役にたつのなら……という思いで、インキュベーションオフィスの運営を始めました。
　大分は年々人口減少傾向にあり若者離れも進んでいます。大分ケーブルテレコム(株)社長時代に培った経験を活かし、未来ある若者やまだまだ元気な定年を迎えた方々、子育てを終えこれからの人生設計を考えている女性たち、大都市でキャリアを積み第二の人生を故郷の大分で……と考えている方たち。「地元大分で何かをやってみたい」と考えている様々な人たちの想いや夢を、形にするお手伝いが出来たらと考えています。
　また、大分市中心市街地の活性化やインバウンド誘致のためにAPUの留学生や大分の大学生たちと共に、経済産業省の「インバウンド需要拡大推進事業」の補助金を活用し、大分の様々な場所を撮影しYouTubeに「OITA MIDTOWN チャンネル」として100本以上の動画をアップロードしました。コロナ禍で移動ができない現状において、世界中でYouTubeをご覧いただきコロナが落ち着いたら是非大分においで頂きたいと思います。
　新しく生まれた「OITA MIDTOWN」のコワーキングスペースには、JBIA認定の起業相談員のインキュベーション・マネジャーも常駐し、起業に必要な司法書士、社会保険労務士、税理士や弁護士などのご紹介や様々なご相談に応じます。「自分の未来を形にしたい」そんな熱い想いを持つ大分の人たちの創造拠点となるよう、また大分市中心市街地活性化の起爆剤となるよう、私たちも微力ながらお手伝いする所存です。

代表取締役　佐藤英生（大分ケーブルテレコム株式会社 創業者）